食べる

N0WHereNowhere2005-12-08


BRICsが年率10%に迫る勢いで経済成長をしている。問題点がふたつ。ひとつはこれら、ブラジル、ロシア、インド、中国で、必ず「水俣病」が起こること。もうひとつは、食料・エネルギーの需要が激増し、先進国も含めた争奪戦が始まること。▼日本は自らが歩んできた道のりを振り返れば、これら4カ国には何も偉そうなことはいえない。あえて言うのならば、現在の俺たちの迷惑になるので、成長するのは止めてくれと露骨な言い方しか出来ない。しかし、彼らの成長なくしては近々日本経済も「成り立たなくなる」ことも事実。▼本当に成り立たないかどうかやってみたい。私は案外成り立つような気がします。今の生活は手放すことになりましょうが、そのほうが幸せかもしれません。ところが、それがなかなか出来ないのが人間なのですね。▼そんな時は世界レベルで物事を考えるのを休止し、自分の身の丈にあった世界で物事を手に取り、感じよう。▼まだ読んではいないのだが、『王国的生活』に面白そうな本が載っていたので、以下のURLから入り、本の情報を確認して下さい。出来ればそちらのHP経由でご購入下さい。王国に多少の収入も入ります(多分)。
http://d.hatena.ne.jp/shizenoukoku/20051207
▼なお、先日の「うかたま」の表紙は、鴨川自然王国・新女王(?)の藤本八恵さん[Yaeという名で音楽活動も行ってます。加藤登紀子さんの娘さんで「も」あります]。おなかには来年生まれる赤ちゃんが。▼赤ちゃんは、毎日お母さんの食べ物を食べているのです。お母さんの食べた有機水銀胎盤を通過しておなかの赤ちゃん脳に達してしまったのがが、胎児性水俣病患者の皆さんです。お母さんは自分を責め、子どもは母を呪う。そんな時が日本という時空で流れていたのです。同じことがこれからBRICsでも起こるのでしょう。