2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

暑中お見舞い申し上げます

皆様、お元気ですか?お変わりありませんでしょうか?気が向いたときに近況をお知らせいただけると嬉しいです。 ▼午前中は子供3人を連れて小学校の校庭で遊びました。誰もいない校庭を4人で使うのは楽しいです。長男が球を投じ、私が打ちました。網に囲ま…

現実

「現実」という単語が大嫌いだった。ところがこのところこの言葉に対する評価がうなぎ上りだ。反動ではない。感じ方、考え方に変化が出てきたのだろう。▼朝日新聞の夕刊1面に企画記事が連載されている。「ニッポン人脈記」。7月28日の3段目に「夢も情も利…

タコ

全国には通称「タコ公園」と呼ばれている公園が数多くある。私の地域にもある。タコ型の急峻な滑り台が公園の中央に鎮座まします。どこの公園でもほぼおなじ型である。タコ型滑り台業者がいるのだろうか。しかし、溶け込む風景、ペンキのはげ具合、その落書…

伝達者

またしても鼻水、涙目、くしゃみ、熱。先週末の無理が祟ったか。 ▼先週末は袖ヶ浦市の百目木(どうめぎ)運動公園に出かけた。友遊ボールの県大会に出場するためだ。ミニサッカーならぬ、ミニ野球だ。小学校3年生までしか出場できない。▼ゴムボールとプラス…

目障り

ここ一週間読もう読もうと思っていた本を、昨日ようやく読んだ。▼「シンクロニシティー」。もう随分前に出会った言葉。またそこに帰っていくような内容だった。▼私は小さい頃からシンクロニシティーを多く享受するタイプであった。ところがその意味を探求し…

座標

「何かである」ためには、まず「そうでない」ことを体験する必要がある。 ▼闇の中にいることを呪ってはいけない。光は光の中では自分が光であることに気付かない。私が蝋燭であるとする。太陽の前の蝋燭では、私が誰だか分からなくなる。暗闇の中の蝋燭にな…

「何もしない」をする

梅雨時に見た変な風景が忘れられない。地下鉄東西線・妙典駅から伸びるまっすぐな道。その道は湾岸道路を横切り、海に通じるはずである。しかし、こともあろうに道の先には山が。埋立地を海に向かって走っているはずなのに、緑茂る明峰がそびえる。 ? ▼山の…

分岐点

妥結と決裂の分岐点はどこにあるのだろう。 ▼少年野球で子供が口げんかになり、一方が手を出した。他方はその場は我慢をし、報復をしなかった。その後一方が追い討ちをかけるように口げんかを続けたため、他方は我慢の限界を超えた。他方は手を出しただけで…

その時あなたは

▼その時あなたは何をしていましたか? ▼あなたのその時はいつですか? †震度5弱:その時私は小学校のグラウンドで長男とキャッチボールをしてました。彼の送球がそれて、ジャンプし、着地した瞬間の出来事でした。ボールが迷い込んだ木々がざわめいたので、…

新刊情報

わたくしが敬愛してやまない農文協・甲斐良治編集長による「増刊 現代農業」2005年8月号が発売になりました。関心のある方、是非一度お手に取られることをお勧めいたします。日本の山村にはさまざまな生き方があることを知ることが出来ます。そういう生き方…

塞翁が馬

昨日の後半より、鼻水、涙目、くしゃみ、熱。典型的なクーラー風邪だ。こんな時の処方は決まっている。コンタックを飲む。効き目は12時間。昨夜11時に服用。翌日は、風邪の症状がピタッと止まる。反対に副作用の強烈な眠気と共に今日一日を過ごす。症状…

二毛作

仕事をしていないと固定客しか来ない飲み屋になる。私の固定客は、少年野球、海浜霊園にある母の墓のガーデニング(今は日々草を植えている)、メールのやりとり、新聞。そして何よりの楽しみが郵便である。郵便屋と新聞屋のバイク音の違い、配達員の足音の…

沈黙

午後より親友と会う。かれこれ18年の付き合いになる。しばらく会っていなかった。去年の秋以来になる。一緒に種を買いに行った。7月下旬から9月中旬までの間に蒔ける作物が少ない。やはり若葉には夏の日差しは強すぎるのだろう。▼その後、幕張の浜へ行く…

タラント

その者のタラントは、誰が評価すべきなのか。▼タラントとは願望ではなく、現実である。ではタラントの現実性とはいかようなものであろうか?▼私はどうしても王道を歩けない人間である。そこには如何ともし難い嫌悪感があった。王道への嫌悪。その源流は、私…

物別れ

アパートの2階に住んでいる。階下の住人から苦情を賜る。エアコンの水が漏れ、洗濯物にかかっていると。調べてみると排水ホースに穴が2箇所あいている。エアコンを止め、あいた穴にペットボトルを切り取った水受けを当てる。▼今年は先週になってからエアコ…

フロー

入りと出、出と入りがある。それが人の一生か。▼今日も野球に明け暮れた。一日8時間、外で動き回る。体は何リットルの水を吸収したのだろう。▼多分6リットルくらいだろう。入ったものは出る。頭のてっぺんから汗が流れる。壊れたシャワーになっている。▼残…

是空

ある精神科医の手記である。 「空虚感」を満たすもの 「あのね、そういう患者さんは背伸びばっかりしていて、ちっとも身近なことをやろうとしないのよ。その子、自分の洗濯物、自分で洗ってる?まずは、そういうところから始めないとダメなのよ。」▼研修医に…

解放軍

今日は長男の9回目の誕生日だ。それなりに何かしなければと、きのう嫁さんと話をしていた。その時、話題になり気が付いた。私は9年間の結婚生活の内、トータルで半分近く働いていないのだ。前回退職した後2年半、今現在1年半、計4年に渡り仕事をしてい…

オーロラ

「愛する人のために」 谷川俊太郎 保険には、ダイヤモンドの輝きもなければ、 パソコンの便利さもありません。 けれど目に見えぬこの商品には、 人間の血が通っています。 人間の未来への切ない望みがこめられています。 愛情をお金であがなうことはできませ…

ルサンチマン

私が好きになれぬもの。▼富士と桜と義理・人情。大和魂・玉砕戦。五月蝿[うるさ]い奴と黙る奴。日体・国士の体罰教師。部活・軍隊・体育会。偏差値80取る奴と馬鹿な2代目、小金持ち。幼稚舎・塾高・慶大生。学院・早実・早高出。ミッション系(上智・青学・…

Lost Decade

生まれて初めて行った外国はハバロフスクだった。タラップを降りると違和感のある風景。しかし、ここが外国であるということを思い知ったのは、風景ではなく臭いだった。不快ではないが、違う臭い。あの違和感は忘れがたい。▼この年、敗戦50年を記念して多く…

畑耕します

今年もやっと畑と向き合う日が来たかな。▼昨年、時間のたっぷりある親友と、私が籍を置いている教会で(もう1年くらい礼拝に出てない)畑を耕していた。▼千葉県松戸市常盤平。教会は市街化調整区域にある。隣接する畑を借りている。1000坪ほどあるだろうか…

雨音の残像

久しぶりに雨音に耳を傾けた。昨夜、関東地方は豪雨だった。私は音の中にかすかな残像を感じた。そういえば、あの試合も大雨の中で行われていた。▼グラウンドの水溜りに耐え切れず、球審は中断を宣言した。あれは1993年、高校野球秋季東北大会決勝戦。秋田経…

週末は少年野球を手伝わせていただいている。随分謙虚な書き方をするのも、私が、一切の「野球経験者」でないからだ。▼だから、野球を教えに行っているつもりがない。知らないものは教えられない。変な話だが、教えながら野球を教わっている。▼子供たちはす…

テロ

フォトリーディングという読書法を試みている。今は一日一冊の本を読んでいる。はじめは胡散臭いと思ったが、今のところいい調子だ。▼一冊の本で、人がイイタイコトはそう多くはない。イイタイコトの周りにエピソードというころもをつけて口当たりを良くして…

整理

昨夜は遅くまで七夕飾りをひたすら作った。幼稚園で催し物があるらしい。おかげで家の中は皆、寝不足。▼今朝、小3になる息子が血相をかいて出ていた。昨日のうちに今日の用意をしていなかったからだ。ランドセルをひっくりかえし、今日必要ないものを捨てる…

永劫回帰

何度も書くのだが、日記を登録する前に画面が消える。操作ミスなのだが、偶然とはいえないミスが続く。何かの力が加わっている嫌な感じがする。そして私はその力に真っ向から抗う意志を持ち始めている。それでもあきらめずに記す。▼昨日、ある映画の事を思い…

しかし

しかし・・・・・と この言葉は 絶えず私の胸の中でつぶやかれて 今まで、私の心のたった一つの拠り所だった 私の生命は、情熱は このことばがあったからこそ----- 私の自信のことばだった けれども、 この頃この言葉が聞こえない 胸の中で大木が倒れたよう…

滾々

船橋の奥地にNS(http://www.new-start-jp.org/)の農園がある。そこには上総掘りで掘られた井戸がある。私は水を出そうと必死に取っ手を上下させた。ところが水は一向に出ない。▼しばらく様子を見ていたスタッフが私に教えてくれた。水を出すには取っ手の根…

巡回

岩手県湯田町。奥羽山脈の只中に位置する小さな町だ。私は大学時代の夏の始まりをこの町で過ごしていた。▼早稲田大学児童文化研究会。名前ほどたいそうなものではない。要は人形劇をやっていた記憶がある。そういえば来年創部60周年か。▼人形を担いで急行八…