夢を語らおう

新撰組!」がとても気に入っていたので、「義経」をとうとう見なかった。ところが最終3回だけ見てしまう。忘れられないのは6人が車座になって夢を語らうシーンだ。これが「新撰組!」に勝るところだ。香取慎吾は斬首の前に夢を語らなかった。万一、死に至っても、その際まで夢を語ろう。▼夢を見れないのは不幸だ。夢を見るのは自由だ。自ら予め枠などはめず、大いに夢を膨らまそう。▼そして、出来ればその夢を、見る夢から味わう夢にしてしまおう。▼つゆとおち つゆときえにし わがみかな なにわのことは ゆめのまたゆめ どうせ、夢のように人生は終わっていきます。死ぬのも怖いが、夢を味わえないのはもっとぞっとする。