絶交

N0WHereNowhere2006-12-21


学生時代に同じサークルで活動していた(正確に言えば活動はしてないただの先輩)から、職場に連絡があり、至急話をしたいといっていると、課長から連絡があった。▼何かと思ってお電話差し上げた。今年、私が属していたサークルが創部60周年を迎える。その記念パーティーが大隈庭園内のリーガロイヤルホテルで開かれるという。▼話はそれるが、このリーガロイヤルホテルの敷地には、もともとはテニスコートや就職部、学食があった。安田信託銀行を介して30年経つとホテルは早稲田大学のものになるという。相変わらずそういうのは早稲田うまい。かれこれ開業15年くらいになるだろうから、あと15年で早稲田のものになる。受験生パック作るか? すでにやってそうだが...。▼話を戻そう。卒業後前出の先輩はいろいろなことに挑戦したようだ。アメリカの医学部の受験もした。恋人がキンジストロフィーで亡くなったのがきっかけと聞いている。その後、各地の大学をうろうろし、早稲田に戻ってきた。おととし教育学部の専任講師になった。▼学生時代はすでに共栄ジムのプロボクサーであった。新宿でバーテンダーもしていた。北海道北見の牧場のひとり息子。高校時代にはバックひとつでブラジルにも渡っている。まあ、桁外れな人ではある。本もよく読んでいた。学生時代は何度論争を挑んでも勝てなかった。▼もう半年も前だろうか。この60周年パーティーの幹事を務める後輩から、当先輩の住所を聞かれたので、大学に送っちゃえよ、「専任講師室」とか何とか書いて。何とか届くだろうよと。▼無事60周年の案内は届いたらしい。で、怒りの電話をいただいた。▼このサークルには現副総長がOBで名を連ねているらしい。(私はまったく知らなかった。同じ部室を分け合って使っていた「観光学会」には小渕元首相や堤義明氏がOBで何かと派手にやっていたが、うちはせいぜい作曲家の喜多條さんがいいところだったね。)▼で、件の案内状は教育学部の中をぐるぐる回ってやっと届いたらしい。5人の手を介して。『「専任講師室」などないし、今はすでに助教授だ』と怒られた。『理工学部松本教授の補助金不正使用事件をはじめ、現白井総長体制の早稲田で副総長を務めるようなものがOBの団体に属していたという個人情報の漏洩は、著しくメンツをつぶされる思いである』と。▼わたし、情報を勝手に流したのは申し訳ないと思ったのでそれについてだけは誤ったが、他の点についてはすべて反論、逆切れした。初めて彼に切れた。そしてら絶交だと。でも、もう15年以上会ってないんだけどね。いや〜、こんなバカが教員をやっている早稲田が大嫌いになった。▼だったらあんた変わりに巨大戦艦早稲田を操舵してみろよ。学者風のきれいごとだけじゃうごかねえんだ、大学は。助教授ごときが黙って働いて、人より高い給料もらって、早稲田の助教授ですって喜んでろ、アホと思いました〜。▼すっかり大学事務職員と化している私に出会いました。▼私は曲がったことは嫌いだけれども、まっすぐだけは尚嫌いなのですよ。理想だけじゃ現実は切り開けませんよ。これが今の私の実感ですわ。▼絶交は絶好の機会。さらば早稲田!sさらばヨネちゃん! 教授にでも、学部長にでも、総長にでもなってください。きっちり大学の行政職やった上で白井さんの文句言えや。教育学部ごときが〜。やれるもんならやってみろ。やるなら寄付するわ。できんやろけど。▼あ〜、早稲田なんてもう嫌いやっ!!