塞翁が馬

N0WHereNowhere2005-07-22

昨日の後半より、鼻水、涙目、くしゃみ、熱。典型的なクーラー風邪だ。こんな時の処方は決まっている。コンタックを飲む。効き目は12時間。昨夜11時に服用。翌日は、風邪の症状がピタッと止まる。反対に副作用の強烈な眠気と共に今日一日を過ごす。症状緩和と副作用の同居。今日は良い日なのか、悪い日なのか。どちらなんでしょう。▼この一年余り、千葉大学のカウンセリングルームに通っている。月に1回か2回。臨床心理士が相手をしてくれる。自分の意識の範疇であれば、話しにくいことのほとんどを話した。箱庭もやった。カウンセリングへの胡散臭さがあった。今もある。一方で、意識・無意識を受け止めてもらう有効性も感じるようになっている。▼2冊の本がある。「成功者の告白」(神田昌典)と「人生の転機」(キャロル・アドリエンヌ)。どちらも胡散臭い本である。ところが、私をこの本に出会うようにさせ、胡散臭さを感じながらも読まざるを得ないような環境に置き、内容に共時性を抱かせるようにさせている、何かがある。▼今日の結論「胡散臭いは、共時性の入口」。常識で考えると排除の気持ちが働く。ところが、自分の置かれた状況が常識圏外になると、かえって相手に対する心が開かれる。同時に自分自身に対する心も通じるようになる。▼そうは言っても、圏外に出されることは、一般的に辛いことである。しかし、圏外に行かないと見えない風景がある。「地球は青かった」ことは私たちには体感できない。▼夏風邪のおかげで、きのう、今日と丸二日停滞した。この停滞はどのような形で塞翁の馬になるのだろうか。嫌なこと、したくないことだが、与えられること。その所与の出来事は全てのものに通じている。

成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

人生の転機

人生の転機