夏解

N0WHereNowhere2005-08-05



海浜霊園の墓地に日々草を植えている。毎日水遣りに行かないと枯れる。埋建地で光を遮る物がない。霊園内の舗道はアスファルト。各々の墓地は墓石から敷石まで、石だらけ。いくら最高気温が36度だといっても、それは百葉箱の中の世界。箱の外は40度だ。▼過剰なのだ。何から何まで。私は24時間営業のスーパーはいらない。懇切丁寧な接客をする営業マンはいらない。自分でやるのりしろくらい残しておいてくれ、だ。▼「過剰」に熨斗をつけて返上するので、変わりに私に「過剰」を求めないで欲しい。そんな皆さんの生活習慣に伴う蒸し暑さには、付き合っていられないのだ。▼年毎に増す異常な暑さ。来年はもっと暑い夏になるのだろう。こんな夏は解いてほしい。