耕運

N0WHereNowhere2005-08-04



イチローがいい三振ができたと喜んでいたことがあります。三振して喜ぶ奴を聴いたことがありません。ピッチャーの手を離れたボールが、目の前に迫る。イチローは本気でバットを振る。しかし次の瞬間、このボールは打つのをやめようと考える。凡人がそのまま振れば当たってしまうボールに対し、彼はバットを振り抜くその一瞬に、軌道を変える。▼7月10日に畑を耕すと宣言しながら、未だ手付かずです。昨年は友と耕しました。今年もやろうか、なんて言っています。ところがやる気が出ません。去年までだったら気を使って嫌でも畑に出ていたかもしれません。▼イチロー君、勘弁してください。今、畑を耕すよりも意欲を掻き立てることが目の前にあります。この打席(畑)は三振にさせてください。