「観ずる」とは如何なるものか

N0WHereNowhere2005-09-29



小林秀雄
『命の力には外的偶然をやがて内的必然と観ずる能力が備わっているものだ。この思想は宗教的である。』


宮本輝
『私はこの小林の言葉を、いま信じることが出来る。肉体の力でもなく、精神の力でもない。まさしく命の力であって、それは「感じる」のではなく「観じる」のである。』


力尽きてもなお、空元気を出してことに当たる機会を与えられる度に、「観ずる」時に出会っているのではないかと。先生、そういうことでいいのでしょうか? ご教示いただけませんか?