明けの明星

N0WHereNowhere2006-05-03


写真がタイトルにふさわしくない、と思われても仕方がないが、この男のおかげで、私の中に久々に明けの明星を見た思いがした、のだから仕方がない。最後まで星の写真を載せるか、この写真を載せるか迷ったが、こちらになった。鼻血が止まらない癖は直してください。▼昨日は六本木で飲んだ。「もゝ」という不思議な店である。名前が知れている範囲では、朝日新聞OBの轡田さんが常連だという。古田監督婦人も現れるという。まあ、私にとってはどうでも良いことではある。先月、ライブドアニュースの○君に連れて行ってもらった。ちなみに写真が○君だ。▼まあ、いろんな人が入れ替わり立ち代り来るは来るは。皆さんとても個性の強いおっさんなのだが、いろいろ話を聴くと皆、つわものばかりなのである。ある種のエリート集団が人間臭さを吐き出す空間である。これがたまらなく面白い。▼昨夜とくに面白い出会いは、Tさんという大手PCメーカーF社の部長をされている方だ。何とこの方、鴨川自然王国会員のTさん(別名ヨン様)のお兄さんだという。お互いにたまたま立ち寄ったカウンターバー。出会う確率は天文学的数字であることに間違いない。▼酔った勢いもあると思うのだが、このT兄と○君と私で6月の田の草取りに一緒に参加することを約した。▼終電の時間を気にしていると、T兄の自宅が何とうちのごく近所だということが判明。帰りのタクシーに同乗させていただくこととなり、そんなわけで宴は午前3時半まで続いた。▼アパートのそばで降ろしてもらい、見上げる空は白じんでいる。東の空にはこうこうと輝く明けの明星が確かにあった。私の中の夜明けを感じる日となった。2006年5月3日午前4時の出来事である。