デビュー

N0WHereNowhere2006-05-14


右耳の痛みは激痛から、絶えられない激痛へと上り詰めていく。とうとう我慢の限界に達し、土曜日の午後でも診療している中規模病院の耳鼻科に直行。車を運転しながら、耳からは透明の液体がじわり。▼12半に初診受付をしたにもかかわらず、待合室で土曜サスペンス劇場の再放送をまるまる見終える。その間、痛みは引かず、液体は出続ける。▼あまりにも気になるのでティッシュペイパーを綿棒にしたて耳から出してみると、血がにじんでいる。ん〜参った。▼午後2時40分過ぎ、テレビはいいたび夢気分の再放に入っていた。そこでやっと名前を呼ばれる。2時間待ちか。どんなだよ〜。▼診察室に鎮座ましますのは、齢八十にも達しようとする雲を掴むような感じの老医師。▼外耳炎と中耳炎を併発しているように「思われる」、と。はっきりしない。「あんだって? あたしゃ神さまじゃねーよ!」ドリフ並みのやり取り。▼痛み止め、抗生物質等薬を処方され、家にたどり着いたのは午後4時。4時から7時まで住宅の打ち合わせ。会社で働くより疲労した一日が、まだ終わらない。▼何ですか?今時中耳炎って?生まれて初めてで良く分からず、困っています。どれくらいで直るのだろう。次から次へと、これではヨブへの道ではないか。