自殺の波

なんだかなぁ。自殺の波だね。でも、やっと自殺の正体が明かされるようになってきて、少しは良かったと思う。でも、そのために人が死んでいるのは寂しいことだ。こういう光景に出会うたびに棄教心が芽生える。▼昨晩、尊司（尊敬する司祭）にお願いごとをした。母の祈念式を。そのほかにもいろいろ話をしたのだが、ガンジーの「良いことはカタツムリの歩み」のように進むという言葉に触れた。そうなのだと思う。▼私は気が短いのだろう。理解はできても、いざ自分のこととして、「カタツムリの歩み」を受け入れることは難しい。▼経験や老いが受け入れを可能にしてくれるのだろうか？それでもやはり、私には難しい。だから、駄目なのだろうね。分かっている。分かっていてもできないことはあるのだ。▼人を殺さない社会になってほしいと思う。一方で社会は死にながら生きることを強要するのが常識のようだ。▼搾取の連鎖は命に及ぶ。あなたの、私の搾取が彼女を、彼を殺したとは思わないか？　▼まったく思わないのなら、安心してあなたはこの社会の中で、何の疑いもなく生きていける。よかったね。