発作は続くよ、どこまでも

N0WHereNowhere2006-12-01


特に寝起きの咳・たんがひどい。原因がわかっても処置・治療が遅れれば、治りも遅い。また今日も自宅でなるようになれの一日。▼11月21日から義父との同居が始まった。義父には、私が長期休職していたことを知らせていない。▼67歳、耳が遠いのかな? 朝、遅い食卓。義父の起床は決まって8時半。あいさつするも返事なし。▼昭和の高度成長期をモウレツ イズ ビューティフルの如く駆け抜けてきた男である。▼今で言えばベンチャー。通関業を手掛けた。今の政府専用機に最初に乗ったのは総理ではなく義父であった。▼役員生活最後の十年は月収200万円。毎年県内の長者番付に載っていたほどだ。▼それがバブル崩壊前に社内の内紛で追放された。運が悪かった。▼上場直前の株を全部置いてけと言われ、渋々手放したが、その時が最高値。その後、濡れ手に粟の1億円。勝って社長に残っていたらバブル崩壊の地獄を味わっていたはずだから、運が悪いようでとってもいい。▼56歳で隠居生活。平日は毎日スポーツジムに通い、土日は10キロに及ぶウォーキング(超早歩きで私にはついて行けない)。朝、昼は自分で台所に立ち、自分の食事は何でも作る。これは義母が亡くなる前からの習慣。▼咳で会社を休むなど考えられない世代が我が家にもひとり。どうか「我が家の支店長」ではありませんように。