伝達者

N0WHereNowhere2005-07-28



またしても鼻水、涙目、くしゃみ、熱。先週末の無理が祟ったか。
▼先週末は袖ヶ浦市の百目木(どうめぎ)運動公園に出かけた。友遊ボールの県大会に出場するためだ。ミニサッカーならぬ、ミニ野球だ。小学校3年生までしか出場できない。▼ゴムボールとプラスチックの極太短小バットを使う。県下より108チームが参加。まず、ブロック分けされ、予選リーグが行われる。2戦2勝で決勝リーグ進出だ。▼会場までは車で1時間強。行く途中激しい雨。到着後、激しい雨。雨が上がれば、第一試合激しい敗戦。午前中の早いうちから決勝リーグ進出の夢が絶たれた。監督・父兄・子供たち、皆が意気消沈。▼私は、2試合目を前にやれることを淡々とやろうと思った。子供を遊ばせながら、修正点を確認した。前日より夏風邪。体調が悪かったので余計なことをする余裕がない。それがかえって、私と子供の集中力を呼び込んだ。▼相手チームは既に1勝。決勝リーグに向け、やる気満々。結果は7−6で我々の勝利。意地が悪いが、自分たちが決勝に残るより気分が良い。そして、高揚した気持ちのまま帰路に着く。▼しかし、それが今週のあだとなる。気持ちと裏腹に体はすっかり疲れていたのだ。体の声に耳を貸さない心があった。そして、またしても夏風邪である。▼体、天気、敗戦、勝利、意気高揚、夏風邪。全ては全てにつながる伝達者であった。伝達者のイイタイコトは聴いた方がいいな。伝達内容の通り為すか否かは別として、相手の話し、問いかけをまず聴くことだなぁ。▼ちなみに決勝リーグに残ったチームは、その後、地獄を見ることになる。我々が帰還後、例の震度5。高速道路はことごとく通行止め。国道・県道は行楽地よりのUターンでパニック的大渋滞。▼そう考えるといい負け方、勝ち方をした。そしてまた小さな気付きを与えられた。私は伝達者に取り囲まれている