好き

N0WHereNowhere2005-08-12



『子どもは、生まれたときから、常に真実から眼をそむけるように教育され、<有利>なものを<好き>と思い込ませるように訓練されている。』▼その成れの果てが、大人ということか。<好き>と<有利>の違いが分からない大人がどれだけいることか。▼さらに、<好き>と<有利>の違いに気が付きながら、それを<有利>とは呼ばず、<好き>とも思わない。<日常>です、とか、挙句の果てには<人生>です、などとのたまう。▼それは嘘といいます。自分への嘘です。まだ救われるのは、<好き>と<有利>の違いを知るようになり、嘘をつき通せず、体が動かなくなることです。▼体が動かなくなると、もう終わりだ。誰もがそう思うだろう。しかし、考えても見たまえ、体が止まらなければ、あなたは自分の考えを止めることができなかった。<有利>ではない<好き>を、改めて選択するチャンスが与えられているのだ。▼あなたは何が<好き>ですか? <有利>中心の生活に疲れていませんか?お一人様一回限りの人生。それで良いのですか?