現実の輝き
昨日の続きである。で、じゃあ、一番偉いのは誰か?
▼それは、どのような現実を前にしても、実行している者である。一方、それをかいつまんで、もしくは傍からから眺め、文句を言ったところで、現実を背負わない人間には、苦もない代わりに楽もない。▼自らの現実の輝きは、自らが放つしかない。それはどこかに属していれば済む話でもなく、何かひとつの考え方や方法を知っていれば済む話でもない。▼たとえあやしげに、しかし輝きをもって、活動するニュースタートの面々に、私はまだ、かなわないのである。
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/01/25
- メディア: 文庫
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