池田晶子

N0WHereNowhere2005-10-16



面白いですよ。おととい、アマゾンで2冊注文して、今日の午後手元に届き、さっき読みました。「14歳からの」は、村上龍の二番煎じかくらいに軽く見ていましたが、41歳は私にとってかなり現実的であり、惹かれました。どこかでこういう線引きをして生きていないと、つまらないドキュメンタリーを演出することと同じですね。▼「自分の幸福とは、他人との比較の結果得られるものだろうか。・・・・他人と比べて金がある。他人と比べて名声がある。しかし、それは、別の他人と比べれば金はなく、また別の他人と比べれば名声もない、ということに他ならない。他人と比べてまだ足りない。まだまだ自分は幸福ではない。心の安まる時はないだろう」▼欧州から帰国したばかりのNHKのYディレクターに話をふられて、読んでみようかなと手に取りました。ありがとう。良い機会を得ました。無事帰国とのこと、編集・完プロがんばってください。

勝っても負けても 41歳からの哲学

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