たたえる

N0WHereNowhere2006-03-21


●将来性ってなんだろう?今日、友人からメールを何通かもらった。彼は私が礼拝堂勤務だった時に学生さんで、今は立派な社会人。えーっと、細かいやり取りをするのは5年ぶりくらいだろうか。その中で彼は「将来性のなさ」という言葉に気持ちが揺り動かされることがあったことを、素直に伝えてくれた。▼私はまさに『慢性「将来性のなさ」脱却したいがゆえに今、この時を大事に出来ずアンフィニッシュドな人生を積み上げてきた症候群』なのです。▼さて、あす異動の内示がでますが、アンフィニッシュドの卒業試験を受けるつもりで、未知なる職場の未知なる仕事に精一杯取り組むことにします。▼K君いいタイミングで、イイメールをありがとう!

大山千枚田ライブカメラを久しぶりに見ました。
http://www.senmaida.com/cam/index.html
切り株が残った冬枯れの田んぼに、今は満面の水。新しい命の季節がまた始まりますね。ありがたい風景です。せんまいだ〜 なんまいだ〜。

●私が巨人戦を見たのは小学2年生の時。今から30年前のことだ。場所は後楽園球場。一塁側ベンチ裏。当時私設応援団はベンチの真上に陣取って、笛や太鼓を鳴らしていた。ライトスタンドはただの客だった。▼1番センター柴田、2番サード高田、三番レフト張本、4番ファースト王、5番ライト柳田、6番セカンド土井、7番ショート河埜、8番キャッチャー吉田、9番ピッチャー堀内。▼投手戦を制したのは大洋ホエールズ。スコア−1−0。シピンのライト前タイムリーヒットが決勝打。王さんは4打数0安打。2三振。▼今でもあの美しい一本足打法が私のまぶたには焼き付いている。三振しても美しい、そんな打法が世の中にあるだろうか。私は野球、巨人といえば王なのだ。長嶋なんて、カードの世界の人間でしかなかった。▼そんな長嶋さんと、私は一度だけ会話をしたことがある。徳光さんと講演会を行った時、動員されて、ホールの出口から車までボディーガードをした。ホールを出たところで「おつかれさまでした!」「ど〜も〜」と。偉大な男であるだけでなく、身長も私(178㎝)よりはるかに大きかった。▼それでも、あの後楽園の三振フラミンゴの方が、私には今でも輝いて見える。長島ジャパンが中途半端に終わり、王ジャパンが“ワールドカップ”で優勝。痛快だ。久しぶりに大人の野球に心が弾んだ。お疲れさま、三振フラミンゴ。