失速

N0WHereNowhere2006-04-21


本日「定休」。全ては想定の範囲内である。そんなふうに思えるほど、最近は開き直りと図太さが出てきた。よそ様の目には、その図太さが、図々しさに映るかもしれない。嫌われることもあろう。ただ、今の私にとってはいいことだ。また必要なことだ。人ひとり死ぬまで生きるということは、そんなに美しいものではない。「これでいいのだ」。▼何が「これでいいのだ」なのか。ゆっくり解説しましょう。▼ここのところ、復職当初の緊張感が薄れつつある。張っていた気が緩んできたのだろう。それ自体は良いことなのだが、疲れの噴出をコントロールできずにいる。▼帰宅するのが午後7時頃。夕飯を済ますと、自分の布団に横になる。するともう疲れが噴出し、起き上がれなくなる。眠ってしまうのだ。これ自体も悪いことではない。▼昨夜も、8時半過ぎには眠ってしまったようだ。しかし、就寝前に飲むべき薬を服用できず、睡眠は浅いまま、しかも午前2時過ぎには目が覚める。しまったと思ったがもう遅い。2回の地震も感知するほど意識が覚醒していた。▼こうなると生活のリズムが崩れる。そのまま朝まで起きていて出勤してしまえばよいのだが、丁度その時間帯に睡魔に襲われる。疲れと睡眠の調整に失敗した。▼今週は週の半ばから疲れが出ていた。さらに懺悔すれば飲酒と喫煙をした。これが「定休」の引き金を引いた。気をつけなければ。▼速度を失うことは悪いことではないと考えている。明日・あさっては土休、日曜。ゆっくりして、また月曜日から出直しだ。▼首から下がいうことを聞くようになってきた。朝、最寄の駅に至る坂道も辛くない。しかし、奢れる者久しからず。しばらくは、いや、生涯、体と対話しながら生活の工夫を凝らす日々を送ることにしよう。今日の失速は、おバカな私へのプレゼントだと思っている。ありがたい。