「ハゲタカ」

N0WHereNowhere2007-02-25


土曜日の晩は「ハゲタカ」、日曜日は「華麗なる一族」をつい見てしまう。▼ちなみに原作では万俵鉄平は猟銃自殺をし、その血液型からジイさんの子どもではなく、頭取の子どもであることが判明する。TBSはどうするのだろう。▼件の「ハゲタカ」はバブル崩壊後(91年からか)の日本を描いている。エンディングのロールテロップを見ていて、ちょっとした驚きが。「時代考証」!?。時代劇の代名詞だと思っていたが、かの時はすでに「時代考証」の範疇か。▼先ほどまで「新日本紀行 ふたたび」を見ていた。昔は、といっても80年代だが、丁寧に作っているよなぁ。特殊効果や生中継が簡単にできるようになって、オールV(スタジオが入らず、番組のすべてがVTRで構成されているもの)皆無になりましたなぁ。▼子どもの頃からNHKは良く見ていました。好きでしたよ、民放よりゆったりとしたテンポが。▼今はテレビの前で情報なんて待ってられない。検索時代に突入。最近やたらと検索枠をCMに取り入れたものが目立つ。ちょっとウザッたいよね。まあ、URL入力するっていうのもリアルじゃないしね。親切といえば親切か〜。▼それにしても、テレビ人は、その多くが魂を置き忘れてきちゃったみたいだね。▼そんな中で、最近のお気に入りのCMは「サントリーオールド」ですな。父が出張のついでによったと嘘つけば、娘も仕事は順調、順調と嘘をつく。深入りしない大人の嘘だ。コケティッシュな娘の雰囲気と声が、どうしても私の心をざわつかせる。▼寝ていないので、あちこちしますが、件の「ハゲタカ」。先週の第一話の「演出」が大友さんでしたね。元年入局ですよ。記者で言うとその後スポーツに行った佐々木さんと同じ世代ですよ。時間がかかるんですね、ドラマって。「演出」にたどり着くまで17,8年かけている。▼本人たちはじれったいだろうが、やっぱり人生不惑を超えると、今までにない繊細さが華開くんだろうな。いいドラマに仕上がっているよ。▼大友さんはプライム10で、青森の床屋のばあちゃんを作った人だよ。名作だったね。「マサヨばあちゃんの天地」に劣らず。▼で、件の「ハゲタカ」第一回のオープニングで主人公、腹刺されてプールに一万円札たちと浮いているんだよね。原作は読んだことないんだけど、この人はキムタクと違って死ねないんだなきっと。お楽しみ。▼そして、本日一番イイタイコトは、斎藤、お前はプロじゃ通用せんよ。指導者としても、アナウンサーとしてもね。上重くんよりマシだろうけれども。神宮で投げる前から計画的人生で素敵ですね。意外と器小さかったのね。シラー......。

http://www.nhk.or.jp/hagetaka/theme.html