だまされてもいいと思える幸せ

この人にだったらだまされてもいいと、そう思える人に出会ったことがあるだろうか。私は結構いる。惚れっぽいのだ。実際にうまく使われたり、他人から見ればだまされたにや思えることも多々ある。それでも、やっぱり、だまされてもいいと思える人にめぐり合…

左翼という罠 田舎という詐欺

左翼は権力に対峙し、一般庶民・労働者の味方だったか?▼答えは否だ。極論を言おう。彼らは、資本主義の中で上手に生きられない。ゆえに資本主義とは別の道として、左翼という幻想を選んだに過ぎない。▼だから、実は左翼にも階級があり、ブルジョア労組幹部…

「バッテリー」

罪滅ぼしに、息子と映画を見に行った。先週。▼自分の思春期を思い出したよ。▼まだ3月かぁ。バッテリー (角川文庫)作者: あさのあつこ,佐藤真紀子出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2003/12/25メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 155回この商品を含…

「14歳の哲学」

池田晶子が死んでしまった。1960年生まれだった。どうして、20代で尾崎豊を奪い、30代で池田晶子を持って行っちゃうかな。この人たちの50代を楽しみにしていたのに。▼随分、遅くなりましたが、気が付いてしまいました。「見せてくれよ」って嘆く私は、もうと…

「硝子戸の中」

ガラスどのウチと読む。夏目漱石の随筆である。▼我輩はまだ「我輩は猫である」と「坊ちゃん」を読了していない。おそらく生涯最後のページにたどり着くことはないだろう。▼私が「硝子戸の中」を手にしたのは高校一年生の時、1984年。ぴあマップなるものが世…

「千の風になって」

最近クロ現を見る機会が多い。昨日は新井満氏が出演していた。▼1993年秋、私は山形は注蓮寺にいた。小説「月山」森敦のBS特集。そこではいつくばるようにFDをしていた。▼黄金の田んぼを背負って、新井さんが注蓮寺への石段を登ってくる。彼を捉えるカメ…

「ハゲタカ」

土曜日の晩は「ハゲタカ」、日曜日は「華麗なる一族」をつい見てしまう。▼ちなみに原作では万俵鉄平は猟銃自殺をし、その血液型からジイさんの子どもではなく、頭取の子どもであることが判明する。TBSはどうするのだろう。▼件の「ハゲタカ」はバブル崩壊…

「居酒屋兆治」

西池公園のそば、地下に降りるとそこには居酒屋がある。「山形」という。きのう、そこの雇われマスターが亡くなった。心筋梗塞だそうだ。一月ほど危篤状態にあったという。知らなかった。しばらく池袋にも、当然この店にも遠ざかっていたもので。享年三十一…

「時をかける少女」

ひがな一日ひとりで居ると、勝手に頭が時を遡上することがある。けっこう力強くねー。まるで産卵期のサケのように。▼今は1983年。眉村卓にハマッていた頃を思い出していた。それからもう四半世紀とは、時とは恐ろしいものよ。▼1968年生まれ。私の場合、1976…

「誰も知らない」

金曜日は充実しておりました。10時に出社した。欠勤扱いで労災除外扱いですが。▼通院のため14時半に会社を出でなければならないところ、15時15分まで粘ってひとつお仕事を終えた。内職のような仕事に過ぎませんが。▼ギリギリだったので東京駅から「しおさい…

「よいことはカタツムリの歩み」

このブログを書き始めた頃、私は添付写真にサグラ・ダ・ファミリアを良く使った。▼そろそろインドの旅から帰ってきたであろう、元チャプレンが私によく言う。「よいことはカタツムリの歩み」と。▼野球のコーチをしていると小さな感動を覚える瞬間がある。今…

「街路樹」

私の部屋はお家の西北にある。どこかの大学みたいだな。▼この季節一瞬西日が当たるだけの寒い部屋だ。家の北側は14m道路に接している。だから部屋の窓からは、陽の当たらない青空が、本当によく見える。▼今日は疲労により臥している。不完全ではあるが職場…

「無名詩・悩める人々への銘」

投げるマウンドがない。球がないと騒いでいると、一冊の小冊子が送られてきた。▼以前当ブログに掲載した詩だった。http://d.hatena.ne.jp/N0WHereNowhere/20050822▼そして、今日いただいた小冊子のおかげで、やっと、この詩の出自が分かった。この詩はアメリ…

「もう一度投げたかった」

広島東洋カープに津田というリリーフピッチャーがいた。彼は「炎のストッパー」と呼ばれていた。全身全霊をかけて速球を投げ込んでくる。しかし、彼はとても気の小さい男だった。そんな男がマウンドに向かう前につぶやくのは「弱気は最大の敵」。▼広島のヒー…

「壬生義士伝」

見ていて、何度も込み上げた。▼最近、次女を気にかけている。4人の子供の中で、他の兄妹と筋違いの顔をしている。いわゆる「かわいい」のだ。▼私はその「いわゆるかわいさ」を評価しない。そんなつまらない父である。▼右の口が異様に切れ長で、右の奥歯も何…

まだ諦めない

急激に成長する時、骨に痛みを感じることがあるように、人生の苦悩は私達がより大きく成長するために心がその許容量を一気に増やそうとしている時なのかもしれない。▼まだ諦めない、そんな一年の始まり。▼同時に地獄のような日々を予感する時でもある。▼それ…

絶交

学生時代に同じサークルで活動していた(正確に言えば活動はしてないただの先輩)から、職場に連絡があり、至急話をしたいといっていると、課長から連絡があった。▼何かと思ってお電話差し上げた。今年、私が属していたサークルが創部60周年を迎える。その記…

聖歌188番

後輩の父上が亡くなった。姉がいるのだが長男ゆえだろうか、喪主を務めていたと聞いた。平安と光明を祈ります。▼その連絡をくれた友の母上は9月に脳内出血で倒れ、半身不随でリハビリの日々を送っているという。ご回復を祈ります。▼人生には晩祷の時があるよ…

English

はじめは冷やかしで、NOVAのレベルチェックテストを受けました。▼レベルは全部で9段階。といっても、レベル1はネイティブなのでありえません。またレベル2も英語専門職クラスの人々なので、これも私には不要です。▼レベル3はビジネスを遂行できる英語力…

何でもやります

この際だから、何でもやってます。▼かつての私だったら、神に祈ることはなかった。▼かつての私だったら、鍼灸院にかかることはなかった。▼かつての私だったら前世療法などもってのほかだった。▼もう2週間ほど前になりますが、護国寺、講談社の目の前のマン…

深まれ

辛いな

いかんともしがたいな。

支え

今日もさまざまな人に支えられた。まだ出勤できていない。▼体は鍼灸でほぐれ、心は催眠療法で安らぎ、状態はかなりよい。▼しかし、皮肉なもので、他の問題が消えれば消えるほど、核になる問題が先鋭化されてくる。▼結果、今日も初冬の街をさまよう。▼でも、…

走馬灯

死ぬ前に、もう一度だけ見ておきたい景色はどこにある?明日見たい。そして、生まれ変わりたい。

墓参

私の墓は、母の眠る墓、大隈講堂、NHK放送センター、諸聖徒礼拝堂などなど。▼本日それぞれに手を合わせ、「惜別ス」。一歩踏み込むために。▼私は生まれ変わる。

発作は続くよ、どこまでも

特に寝起きの咳・たんがひどい。原因がわかっても処置・治療が遅れれば、治りも遅い。また今日も自宅でなるようになれの一日。▼11月21日から義父との同居が始まった。義父には、私が長期休職していたことを知らせていない。▼67歳、耳が遠いのかな? 朝、遅い…

苦しいわけ

起き上がる元気が出てきたので(?)、近所のかかりつけの病院に行った。▼病院は動けるようになる前に、絶不調の時に行っておくべきだ、が今日の結論。▼2週間前から咳が出続けていた。放置しておいた。血痰も出た。珍しいことではなかった。▼血液検査をした…

苦しい

何でこんなに苦しいのかと思う。辛い、心も体も。ヤバイ。

絶えるに耐える

久々に体絶な朝。人の出入りも多く、疲れる一日。明日はどうなることやら。いつになったらこんな状態から抜け出すのだろう。そういえば鍼灸師に言われた。「治りたくないんですよ」って。 防衛本能か? 行くも行かぬも苦があるばかり。これは人生の底なのか…

助け

今日は保健室登校。といっても、37歳、妻ひとり、子ども4人のとある世帯主の話。▼とにかく飛ばさないことを肝に銘じ、明日は身辺整理(届出や勤務表の整理など)だけ小一時間で終わらせ、職場を離れる。▼あさっては半日だけ働いて職場を離れる。▼それができ…